2021年3月22日月曜日

ルブタンのエネルギー






クリスチャン・ルブタンの靴
女性なら一度は憧れる、クリスチャン・ルブタン
ハイヒールには縁遠かった私でも知っていました。


ヒールが高く、美しく、芸術的ではありますが
アジア人の足にはなかなか合わないと
購入する時に言われました。


よく、クリスチャン・ルブタンは
“King of painful shoes(痛みを伴うシューズの王様)”と
言われているそうです。


ルブタン氏はそのことについて
「出来る限り痛みを伴うシューズは作りたくはありません。
しかし、快適なシューズ作りと、僕のシューズ作りは違います。
より優先しているのは、デザインや美しさ
セクシーさといった要素であるからです。

多くの人は、履き心地が悪そうと言うでしょうが
それは問題ではありません。
大事なことは、人々が私のシューズを見た時に
良いシューズだと言ってくれることです。
して、女性が素敵なシューズだと言ってくれれば十分なのです。」と語り


「シューズというものは、決してアクセサリーではなく、
そのシューズを履く女性自身の志向性や考え方を示すものであるので
クリスチャン・ルブタンのシューズは、
ファッションとは別の領域に存在する
美の対象として見てもらいたいです。」とも語っています。


例え、すばらしいデザインだとしても
実際に女性が履いた時に美しく見えなければ採用せず
履いた時、女性本来の滑らかで美しいラインが更に強調され
魅力的にならなければ、世の中に出さないこだわりを持っています。


自分のデザインよりも、女性への敬意を尊重する姿勢から
クリスチャン・ルブタンがいかに女性を尊敬し
愛しているかが伝わってきます。
だからこそ、クリスチャン・ルブタンのシューズは
世界中の女性を虜にし続けているのでしょう。


靴に足を入れた瞬間、女性が輝く靴
そんなエネルギーを感じるのが
クリスチャン・ルブタンの靴だと思っています。

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