「涼しいエアコンの効いた部屋で
座りっぱなしで脚がむくんでパンパンに」
という経験はありませんか?
実は、夏にはむくみやすいという傾向がみられます。
人の血管にはごく小さな穴が開いていて
血液中の酸素や栄養素を含んだ水分が
細胞や細胞の内外にゆきわたります。
そして、細胞の代謝により発生した
二酸化炭素や老廃物を含んだ水分を
血管に戻すという水分の受け渡しが
行われています。
むくみとは、血管からしみ出す水分量が
回収されないまま細胞と細胞の間にたっぷりと
溜まってしまった状態なのです。
「むくみ=余分な水分」ですが
だからと言って水分を控えれば
むくみを解消できるかというと
そうではありません。
また、水分を摂り過ぎたからといって
それが原因でむくむわけではありません。
人の体には、適切な水分の割合があり
それを維持する仕組みが備わっています。
ですから、水分が足りなければ
喉の渇きとしてシグナルが発せられたり
水分を摂り過ぎれば尿として排泄されます。
むくみの主な原因は
水分量ではなく血液循環の不良。
それを取り除かなければ
むくみは改善しません。
むくみを解消するため有効なのは
血液循環をアップさせること。
末梢血管を温めて、血流を促す
根本から血液循環を良くするには
運動などでふくらはぎの筋力を
アップさせることが有効です。
ハイヒールで歩くことは全身運動です。
足裏の筋肉を使い
脚の付け根から意識的に動かして
歩くことでリンパや血液の流れが
促進できます。
脚全体のむくみが軽減します。
脚の冷え改善にも効果大です。