2021年1月19日火曜日

大寒





明日、1月20日は大寒です。
私の住んでいる地域では、今日は一日中雪が降ったり止んだり
明朝は、今日より温度が下がり-1℃、本当に大寒となりそうです。


大寒は二十四節気の第24節目で一年の最後の節気です。

冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」という言葉が
江戸時代に発行された暦便覧(こよみびんらん)にあります。


大寒は「厳寒期」。
その名前の通り一年の中で一番寒い時期になってくるが
その中にも春の兆しが感じられるということです。


二十四節気は日付固定ではないので日付は変動します。
1月20日から二十四節気、最初の節である
立春の2月3日までの15日間ぐらいを指します。


二十四節気をそれぞれ三分割したものを
七十二侯(しちじゅうにこう)といいます。
一年間を七十二個に分けたもので
初侯・次侯・末侯という三つの侯があります。
春分も初侯・次侯・末侯に分けることができます。

大寒の場合は

初侯-款冬華さく(ふきのとうはなさく)
寒さは厳しい折ですが、地中から蕗の薹が顔を出す時期

次侯-水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし) 
沢の水が氷ったりして厚くなる時期

末侯-鶏始めて乳す(にわとりはじめてとやにつく/にゅうす) 
鶏が卵を産み始める時期


大寒の卵は文字の如く
大寒の日に鶏が産み落とした卵のことです。


寒さが底となり厳しい大寒の時期は
鶏はあまり卵を産まなくなるので
大寒に産む卵には栄養成分がたくさん含まれており
健康によいとして重宝され
大寒卵を食べると一年を元気に過ごせると考えられていました。
(ただし、現在は鶏は冬でも暖かい環境にいるため
昔のように大寒になるとほとんど卵を産まないということはないそうです。)


まだ、私は大寒の卵を食べたことがないので
明日、お店で見かけたら買って食べてみたいと思います。


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