2020年12月28日月曜日

自分が食事をしている姿





以前、ASAMI-PARISコースで
自分の食事をしている姿を見るという課題がありました。


人様が食事をしていらっしゃる姿は
日々、見ていますが
自分の食事をする姿は、正面に鏡がない限り見ないし
好んで見たいとは思わない。

ですが、そこに落とし穴があります。

テーブルマナーは勿論大切ですが
それ以前にエレガントでない所作がたくさんあります。


口や舌が食べ物を「迎え」にいってしまうこと
食べ物を口に運ぶとき、口を開け
長く出した舌で食べ物を受け止めるしぐさを指しています。

自分では意識していないと思いますが
他の人から見ると、行儀が悪く
とても下品に見えます。

どんなに美人な方でも、大口を開け
舌を出して食べ物を食べているようでは
向かいで食べている食事相手が幻滅してします。
そもそも人前で、大口を開けること自体、表情は醜くなります。

食事のとき、顔自体が下向きか上向きになっていると
食べ物をこぼさないようにと自然に舌が出るようです。

食事のときは姿勢を正し、上半身は真っすぐに、猫背にならないように
緊張感を持ちましょう。

一口の分量が多すぎてはきれいに食べることができません。
人間は口にいれたものはこぼさず
全部受け止めようと自然に思うものなので
まずは口からはみ出さない適量を考えましょう。

是非一度、自分が食べるところを、動画で撮ってみて下さい。
客観的に自分の食べ方を見つめてみて下さい。

大人になると、誰も注意をしてくれませんし
リラックスし過ぎていることも多く
どんどん、エレガントから遠くなる傾向にあります。

食事をする時の姿や、しぐさはその人の品位につながります。


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