レディーファースト

会社に行くと、幾度となくエレベーターに乗りますが
今日、エレベーターに乗った時に女性3人と男性1人

エレベーターのボタンを押して私を含む女性を

先に降ろしてくれる男性

レディーファーストという言葉は中世ヨーロッパで生まれ
日本女性が憧れる「女性を大事にする」

レディーファーストからは信じられませんが

女性を守るという名目のもと、行く手に敵の存在を察知し

先に女性を行かせて敵の攻撃から自分の身を守った

非常な騎士もいたといいます。

古来ヨーロッパでは女性より男性が優位に立っていて
上流階級に生まれた女性は男性を立てる

淑女となるようマナーを学んで
幼いうちからマナーを勉強することで

ようやく一人前の女性と認められることとなっていました。

女性を優遇することがレディーファーストという印象がありますが

男性を立てて仕事をしやすくする淑女としての女性の作法でもあったようです。

女性に優しく･･･。

現代のレディーファーストは、立場のない男性が

地位を持っている女性の心に住み着くためのもの

女性を守り、女性のために尽くすレディーファーストは

男性が生き延びるための方法として成り立っていきました。

海外では、レディファーストできない男は社交の輪から外され

仕事の評価まで落とされるらしいですが

ではなぜ、日本ではレディーファーストが定着しないのか

女性をスマートにエスコートしたりすると、同僚から叩かれ
わかっていてもあえてやらない方もいらっしゃるとか。

ですが、そればかりではなく

やはり、大事にされることには理由があります。

大切にされる、守られる女性

レディーファーストにしたいと思う女性も

少ないのではないかと

今日の出来事を通じ感じました。