2021年9月15日水曜日

美学が更年期症状にいい理由



いつもイライラしている
一度落ち込むと長い
やる気が起こらない・・・更年期?
もしかしたらそれは、感情の老化かも。


感情老化とは、脳の中の「前頭葉」という
感情や意欲、創造性などを司る部分が
老化することをいいます。


精神科医、和田秀樹先生が長年
高齢者医療の現場で膨大な量の
脳のCTやMRI検査画像を観察してきた結果
加齢によって脳は萎縮するが、均等に萎縮するわけではなく
前頭葉が最も早く萎縮することが分かってきたそうです。


前頭葉の萎縮は、早い場合は40代から始まり
前頭葉が萎縮すると、怒りが収まらない
意欲が湧かない、柔軟性がなくなるといった
感情老化の症状が多くなります。


40代から始まる感情老化
女性の場合、同時多発的にホルモンの低下による更年期
セロトニンの減少によるうつ、とさまざまな変化が起きやすい。

感情老化は意欲を奪い、気持ちの切替が出来にくくなり
放っておくと老化は進行します。


身なりに構わなくなって外見も老け込んでしまったり
全てのことがおっくうになって体を動かさなくなり。
全身の老化の引き金にもなります。


気づいた時点で感情老化に抗う行動をとることで
50~60代になったとき、生き生きと過ごせるか
元気がなくなってしまうかという大きな差がついてしまいます。

感情老化の進行をできるだけ遅らせるには
新しいことにチャレンジして脳の前頭前野に
刺激を送ることが有効だそうです。


ドキドキすること
想定外の場面に遭遇することは最も有効なこと。


そこでお薦めしたいのが「美学」です。
バック、手袋、時計など小物を使う実践は
日常生活で活用できるものでありながら
人物像、舞台の設定、人生観など
非現実を現実にするために世界観を創り
各場面や場所に応じた計算された演出を
創りあげてゆきますので心が高揚します。


心が高揚するとアドレナリンが放出され
アドレナリンが脳に到達すると
脳は「報酬を受け取った」と感知し
快感や快楽をもたらすホルモンの1種である
ドーパミンを放出します。


ドーパミンはやる気や動機につながりますが
アドレナリンはそのやる気を行動に移すホルモンです。
ですので、気分が明るくなったり
出かけようという気分になったりします。


新しい刺激を与えることでドーパミンを放出し
ドーパミンの減少量を遅らせることで
女性ホルモンの活性化でアンチエイジングにもなりますし
美学を学ぶことで、世界に匹敵するオーラを手にできます。



0 件のコメント:

コメントを投稿