2021年9月14日火曜日

不安な気持ちを和らげる





不安ってなんでしょうか。
人はなぜ不安を感じるのでしょうか。


何人かの方に、同じ未来を予想してもらっても
不安を抱く人とそうでない人がいます。
感情を司るのは脳の扁桃体という部位です。


不安という感情は、育ってきた環境や
その人の思考、楽観的であるとか
悲観的であるなどが複雑に絡んでいるようです。


また、不安に対する反応は、扁桃体だけでなく
脳のいろいろな場所で出ると報告されています。


不安と対峙するとき、「気の持ちよう」とか
「考え方を変えなければ」等と
がむしゃらに向かうのではなくリラックスして
まずは自分を安心させてあげましょう。


リラックスといえば、深呼吸。
呼吸を整えることは、簡単にできるリラックス法です。


不安な時、体は緊張状態にあります。
緊張状態にあると無意識に呼吸は浅くなり
交感神経が優位になっています。


深い呼吸を意識的に多くすると
副交感神経が優位になって休息状態になり
心も体もリラックスできます。


身体の力を抜く
緊張していると、体中が強張り力が入っています。
意識的に力を抜いて強張りを取り除きましょう。


緊張していると思う部位にぎゅーっと力を入れて
筋肉を最大限に緊張させ、スーッと力を抜く
力を抜いた時に、体からの緊張が
ぱっと解放されるのを感じてください。


感覚に意識を向ける。
心に穏やかさを取り戻すため
瞑想を行なう人もいると思います。
ですが不安にかられていると
瞑想を開始しても心のざわつきで
上手出来ないことも

そんな時は、目を閉じ
鼻から息を吸い、鼻から息を吐く
ただその1点に意識を向けます。

しばらくすると、脳が勝手に暴走を始め
色々な思考が出てきますが
鼻から息を吸い、鼻から息を吐くことだけに
意識を向け10分間続けます。


不安や悩みはネガティブな感情ですが
人間は誰しも、ポジティブ感情と
ネガティブな感情の両方を持っています。
両方と上手に付き合うことが大切です。


とはいえ、襲いかかる不安はどうしようもないものです。
リラックスしたり客観視したりする方法を試して
自分を安心させてあげてください。

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