立春大吉

昨日は、冬と春の別れる節目の日である節分
翌日の今日は、寒さがあけて春に入る日

春の初日の立春です。

立春＝旧暦の元旦（旧正月）というのは
多くの場合、正しくありません。

明治5年まで使われていた、太陰太陽暦のことを旧暦といい
月の満ち欠けを基準にした暦で
月の満ち欠けを基準にすると、実際の季節とずれが生じてしまいます。

それを解消するために、閏月を入れて調整しています。

一方、立春は二十四節気のひとつです。

この二十四節気は、太陽の位置を基準とした季節区分のことを指し

このことからもわかるように

立春と旧暦の元旦（旧正月）は別のものなのです。

立春は、冬至と春分の間の2月3日頃に当たります。
また、この日から雨水（2月19日頃）までの期間を立春と呼ぶこともあります。

立春の早朝、禅寺では厄除けのために門に

「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があります。

この文字は、縦書きすると左右対称になり

一年間災難にあわないというおまじないです。

また、立春は新たなスタートの時なので、始まりは肝心です。

ハッピーな気持ちを意識して過ごすことで

次の1年の始まりまで幸せに過ごすことができるようになります。

始まりの日にどんな気持ちで過ごすかは、

かなり、大切なことなので是非意識してみてください。

新しく始めたい事があるという方は

この機会に是非、新しい事に挑戦しましょう。

ワクワクすることを積極的にすることもいいです。
「ワクワクすること」ってどんな事ですか。
後押ししてくれるパワーに溢れているこの時期
立春を新しい転機の日にして思い描く自分になりましょう。