2022年1月16日日曜日

宝塚トップスターに見る美学






昨日、宝塚大劇場にて
月組トップお披露目公演を観劇してまいりました。


宝塚歌劇には
女性だけで演じられていることに
理由なき違和感を感じていて
初観劇は15年前


ベルサイユのばらで2番手であった
安蘭けいさんを観て魅了され
今までの概念を覆され
その後、観劇させていただいています。


コロナ禍でもあり
3年ぶりの宝塚観劇でした。


月組さんは
月城かなとさんのトップお披露目
映画のミュージュカル化で満席でした。


月城かなとさんは初見でしたが
とても美しく、お芝居も心に響きました。
個人的には、エリザベートのトートを
演じていただきたいと感じました。


ショーは「FULL SWING!」
ジャズは私自身がとても好きなので
より見入ってしまいました。


ショーの一場面でトップの方と
多分、二番手、三番手の方が少人数で
ダンスを踊られる場面がありました。


同じダンスをされているのですが
どうしてもトップの方に目を奪われる


ダンスがお上手なのは間違いありません。
ですが、それだけではない何かがある
そう思いながら見続けていました。


最終的に私が感じたのは
最高に美しく見える角度
そして止めるところはピタッと止める。
先端がどれだけ整っているか。
(指先が揃っている、つま先の方向等)


娘役の方は、今回のショーでは
膝丈のドレスが多かったので
二本足で立った時に
膝がどれだけ内に入っているか。
ダンスされている時の
膝のわずかな向きで
その瞬間のオーラが全く変わると
感じました。


トップスターになる方というのは
そのようなことは勿論考えていらっしゃり
瞬間瞬間でキメにいかれて
日々、邁進されているから
トップにまで上りつめられるのでしょう。


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