日本人の80%以上の人が
自分の声を嫌いだという調査結果があるそうです。
自分の声を嫌いだという調査結果があるそうです。
そして、声の意識調査と同時に
自己肯定感の調査をしたところ
声が嫌いという人は、ほぼ全員が
自己肯定感が低いという結果が出たそうです。
声に対する意識には、その人の自分への向き合い方
ひいては生き方が出ていると言っても過言ではないです。
普段はよく話す人でも、人前で話すとなると
魅力的な個性や長所が覆い隠されたようになくなってしまいます。
さまざまな要因があると思いますが
学校や家庭で自己表現の仕方を教えられることが
ないということはとても大きいと思います。
声は言葉を伝え、人や社会とコミュニケーションをとるための
直接的な手段です。
しかし、伝えるための声の出し方、使い方を教えられらないと
話すための声のコントロールもできません。
多くの人は自分の声を知りません。
自分が発した声は空気を振動させて相手の耳に届き
相手の聴覚で認知されて初めて声となるのですから
相手が聞きとって認知した音を知るすべは
厳密に言えばありませんが
このように聞こえているという声は
録音することによって知ることができます。
そのようにして声を聞いてみると
必ず、「私の声はこんな声じゃない」と思うと思います。
でも、その声で人と話しているのです。
録音を聴いた時にはじめて
どんな声が最もじぶんらしいのか
自分の良さを引き出しているのかがわかります。
声を客観的に知らなければ
声の力を使いようがありません。
声を生かすことは、自分の声を客観的に
知るところから始まります。
声の哲学では、ビデオをとり自分の声としっかり向き合い
自分の声が人にどう伝わっているか
自分の声を自分がどう感じるかを考えます。
声にはその人のあらゆる情報が含まれ
話すたびに透けて見えています。
体格や骨格、その時の身体と心の状態までも
自分の声を知ることは、なかなかわからない
自分というものを真剣に見つめるきっかけにもなります。
声と向き合うことは、自分の過去と向き合い
現在の自分と向き合うことです。
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