2022年7月25日月曜日

自己肯定感





自己肯定感とは
「ありのままの自分を肯定する感覚」のことです。
他者と比較することなく、ありのままの今の自分を認め
尊重することで生まれる感覚であり
物事を前に進めるための原動力となります。


・常に他人の目や評価が気になってしまう
・同期の同僚と自分を比べて落ち込む
・失敗することやミスを過剰に恐れる


上記のようなことを、プライベートや仕事で
自分のできない部分ばかり気になり
ネガティブな気持ちになってしまうことはありませんか。


その原因は自己肯定感の低さかもしれません。
自己肯定感は、仕事のパフォーマンスや
人生の満足度を上げる上で重要な要素のひとつです。


自己肯定感が低い人には次のような傾向があります。


①過去のトラウマ

優秀な兄弟・姉妹と比較されながら育ってきた。
厳格な家庭で育ち、親や周りの大人から怒られていた。
このように、過去の経験や自尊心を傷付けられたことが原因で
自己肯定感を持てないという人も少なくありません。


②他者と比較する

周囲の人と自分を比べてしまう。
他者と比較してしまうと
「どうしてあの人はできているのに、自分はできないんだ」と
自己嫌悪に陥ってしまったり、嫉妬や劣等感で
苦しむようになったりと、精神的に不安定な状態になります。


③承認欲求が強く、他者依存してしまう

自分で自分のことを認められないために
他者に認めてもらうことで自分の価値を
確かめようとする傾向があります。
そのため、常に他者の目を気にして
いかに他者から評価されるかが基準になります。

また、自信が持てないため、主体性に欠けます。
意思決定を他者にゆだねることが多く
自分で決断しないといけない場面でも
他者から否定されないという基準で
決断することが多いです。


自己肯定感が低すぎる状態では前進できません。
無理をしてでも高めてくださいということではありません。

まずは、今の自分の状態を正しく見て
自己肯定感が下がる負のループから抜けましょう。


次回は自己肯定感を高める方法をお伝えいたします。

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